名称　天狗様のケヤキ （てんぐさまのけやき） 名称の典拠　辰野町保存樹指定名称 樹種　ケヤキ 樹高　４０ｍ（注1） 目通り幹囲　５．５ｍ（注1） 推定樹齢　１００〜１９９年（注1） 所在地の地名　長野県上伊那郡辰野町辰野唐木沢 　〃　３次メッシュコード　５４３７−０７−０８ 　〃　緯度・経度　北緯３６度００分２２．８秒 　　　　　　　　　　　東経１３７度５８分４１．１秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０２３年１２月１４日 注1）環境省巨樹データベース（２０００年フォローアップ調査）による 　ＪＲ中央本線辰野支線の信濃川島（しなのかわしま）駅から南東に約７００ｍ。横川川（よこかわかわ）左岸、「日本中心の標」がある鶴ヶ峰（つるがみね、1277m）南西麓の集落が唐木沢（からきざわ）である。 　川に沿って集落を貫く生活道路を南下すると、途中から車は通れなくなる。その少し手前の路傍が広くなっていたので、そこに駐車させていただいて歩いた。大ケヤキが立つ稲荷・天狗神社への入口は、さらにもう少し手前。 　大ケヤキは若い針葉樹に囲まれていて、幹はよく見えないが、木々の天蓋を突き破って上空に大きな樹冠を広げている。おおよその位置の見当はつくのでそこを目指して進む。 　鳥居が見えると大ケヤキの姿も見える。 　合体木の可能性があり、地上４〜５ｍで複数の幹に分かれている。ただし、地表付近ではまったく一本の木である。 　個人所有のケヤキということだが、訪問を拒む環境ではないように思われる。 　所有者のご厚意を裏切らぬよう、訪問の際はマナーをしっかり守るようにしたいものだ。