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名称 天狗松 (てんぐまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 4.7m(注2)
推定樹齢 280〜300年(注2)
所在地の地名 長野県北佐久郡立科町芦田字荒井戸峰
〃 3次メッシュコード 5438−22−84
〃 緯度・経度 北緯36度14分24秒
東経138度18分07秒
立科町指定天然記念物(1993年12月8日指定)
撮影年月日 2004年11月6日
注1)天然記念物指定と同時に立科町教育委員会、立科町文化財保護委員会が連名で設置
注2)現地の案内板による
人家から少し離れた山中にある。少しわかりづらいが、県道40号沿いの中尾集落の北側で細い道を西に入り、100mほど進んだのち、今度は北に山道を登るのが一番わかりやすそうだ。
山道は、もちろん車の通れる道ではないが、国土地理院の地形図に掲載されており、歩道としては結構広い。
天狗松は、その山道が、荒井戸集落に向かって伸びる峰のところで大きくカーブする地点に立っている。
カラマツが植林される前のこのあたりは、一面の草原で、大きなアカマツが1本だけ立っていた。その偉風に感じた人々がつけた名が「天狗松」だという。
地上2.6mで2本に分かれている。その辺りの幹囲は、主幹が3.9m、支幹は3.6m。堂々たるものである。分かれた支幹も、横に広がらず、主幹と平行に上方に向かうため、時代劇に出てくる十手が巨大化して、地面から生えてきたようにも見える。
近年猛威をふるった松枯病の犠牲にならなかったのは幸いであった。 |
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