|
|
|
名称 天八幡神社の大樟
(てんはちまんじんじゃのおおぐす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 10.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 福岡県京都郡みやこ町下原(しもばる)(注4)
〃 3次メッシュコード 5030−47−09
〃 緯度・経度 北緯33度40分27.8秒
東経130度59分37.1秒
みやこ町指定天然記念物(1999年6月指定)
撮影年月日 2015年3月16日
注1)みやこ町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による
注4)2006年3月20日、京都郡内の3町が合併して「みやこ町」誕生。旧行政区は京都郡豊津町
東九州自動車道(椎田道路)みやこ豊津インターチェンジの南西約400m、下原集落内に天八幡神社がある。
神木のクスノキが大きい。
地上2m弱の高さで5幹に分かれる株立ちのクスノキで、幹そのものは細く、最大幹でも太さは3m以下と思われる。
そもそも、この大クスは、幹の太さを誇るタイプではない。それらの幹を支える根株が立派なのである。
緑の苔を厚く纏い、シダも着生している。(ノキシノブだと思うのだが、シダの同定には自信なし)
根の間には、巻き込まれて今にも根に埋没しそうな切石も見える。(何かの石塔の一部だったのだろうか?)
このボリューム感がこの大クスの身上だ。
「少し大きめの画像」をご覧になるとお分かりのように、濃い霧に包まれるなかでの訪問だった。まわりの風景が朧ろになって退き、大クスがいっそう際立って見えた。 |
|