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画像:田屋の大杉

画像:田屋の大杉(幹と並ぶ)
名称 田屋の大杉 (たやのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 7.7m(注2)
推定樹齢 1500年(注3)
所在地の地名 岩手県遠野市綾織町上綾織(山口)
 
〃 3次メッシュコード 5841−73−96
 
〃 緯度・経度 北緯39度19分57.8秒
           東経141度26分43.6秒
遠野市指定天然記念物(1957年7月16日指定)
撮影年月日 2006年8月2日

注1)1982年3月に遠野市教育委員会が設置(大杉のそばではなく、自動車道脇、大杉に達する小道の入口に設置されている)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による





 JR釜石線岩手二日町駅の北西1.5mほどに立つ大杉。周辺は耕地で、見通しが利くため、近くまで行けば、姿を認めるのは容易だ。
 大杉には細縄が巻かれている。傍らには熊野神社。ご神木とされているのだろう。
 遠野市が設置した案内板に、「綾織村誌」から抜粋した文章が載っていた。それを孫引きすることで、大杉の紹介文に代えよう。
 「老木大樹は長命を保ち、人生の幾倍の栄枯をながめて超然として世の盛衰を外にしてたつは人の尊信を集むるに充分なり。田屋の大木にも、しめを張りて之を敬ひ、その樹霊を祭るために熊野神社を祭れり。/伝説/ある人この木を伐らんとせしに、血流れ出でたるため伐ることを止めたりと。又、人オシラサマを根元の洞の中に入れ置きたるに、一夜にして洞穴の口閉ぢたりと云う。」
 
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