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樹林内のスギもなかなか立派 |
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名称 三夜沢赤城神社のたわら杉
(みよさわあかぎじんじゃのたわらすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 群馬県前橋市三夜沢町(注3)
〃 3次メッシュコード 5439−51−74
〃 緯度・経度 北緯36度29分04秒
東経139度10分41秒(注4)
群馬県指定天然記念物(1973年4月25日指定)
撮影年月日 2008年7月20日
注1)2001年3月、群馬県教育委員会と宮城村教育委員会(のち前橋市教育委員会に訂正)が連名で設置。たお天然記念物指定名称は、名称の最後の「杉」の部分が「スギ」とカタカナ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)2004年12月5日、前橋市に合併。旧行政区は勢多郡宮城村
注4)位置がすこし違っているかも知れない
赤城山のピークの一つ、地蔵岳(1674m)の真南にあたる山裾に、三夜沢の赤城神社が鎮座している。
自然の起伏そのままの境内は、スギを主とする樹林で覆われている。目通りが5m前後の個体も何本か見える。
中門前に横一列に並ぶ3本のスギが「俵杉(たわらすぎ)」と呼ばれ、県の天然記念物に指定されている。なかでは中央の1本がもっとも太い。
名称の由来は俵藤太(たわらのとうた)に因む。
俵藤太は、大ムカデを退治した弓矢の名手として昔話に登場するが、西暦940年に平将門の乱を鎮圧した藤原秀郷(ふじわらのひでさと)の異称である。その武勇は遠くまで聞こえたようで、ムカデ退治の伝説も、その延長線にあるのだろう。
中門前の3本杉は、この俵藤太が献じたとされている。
しかし、公平に見て、樹齢を1000年以上と推測するのは、少々無理があると思われる。 |
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