ページタイトル:俵峰白髭神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:俵峰白髭神社のスギ 名称 俵峰白髭神社のスギ
    (たわらみねしらひげじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 静岡県静岡市葵区俵峰
 〃 3次メッシュコード 5238−53−30
 〃 緯度・経度 北緯35度06分57.7秒
           東経138度22分56.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年3月15日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 安倍川(あべかわ)が流れる谷は、谷底のほぼ全てが川原であり、両岸の山裾にくっつくようにいくつもの集落が並んでいる。
 その集落の一つが俵沢(たわらざわ)で、俵沢には賤機北(しずはたきた)小学校がある。
 小学校の南を通る道を東に向かうと、道はすぐに葛折りの登りとなる。この道の先、高台の集落が俵峰だ。
 耕地の殆どは茶畑で、そこを割るように大沢川の深い谷が走る。俵峰の白髭神社は、集落北部。大沢川右岸。谷を覗き込むような位置に鎮座する。(静岡市には白髭神社が多い)
 社殿の周りに大杉が4本。ほかに大きな切株が二つ。これらはみな同時期に植えられた可能性がある。
 左図はそのなかで一番大きいスギ。写真の向こう側は大沢川に向かって急角度で落ち込んでいる。
 川面から立ち上る湿気のせいだろうか、幹を苔が這い上がっている。
 観光地でもない山中の独立集落である俵峰を訪ねる人が多いとは思えない。このスギを知る人も少ないのかも知れない。
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