ページタイトル:田浦町日吉神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:田浦町日吉神社のクスノキ

画像:田浦町日吉神社のクスノキ(全景)
名称 田浦町日吉神社のクスノキ
    (たうらちょうひよしじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 徳島県小松島市田浦町字中村
 〃 3次メッシュコード 5034−74−94
 〃 緯度・経度 北緯33度59分55.2秒
           東経134度33分20.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年7月29日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 勝浦川に架かる野上橋から、県道33号を東に700mほど進んだところに田浦バス停がある。その付近から、集落内の細い道を北に200mほど入ると、日吉神社の前に出る。近くまで行けば、クスノキの大きな樹冠が見えてくるので、そう分かり難いことはないと思う。
 まったくの独立木と言ってよく、樹高を凌ぐ直径30mを超す樹冠を大きく広げている。樹齢もまだ若そうだ。樹勢も旺盛で、現在、ぐんぐん大きく生長しつつある段階にあると思われる。
 ところで、この日吉神社では、毎年10月の例祭に、「田浦のたたら踏み」が行われる。
 本来、「たたら踏み」とは、日本古来の方法で砂鉄から鉄を得る炉に、空気を送り込む足踏み式の鞴(ふいご)を踏むことを指す。
 現在、ここで製鉄が行われることはないが、その動作を真似た踊りが音頭とともに奉納されるのである。(昭和56年5月6日、徳島県から無形民俗文化財指定を受けた)
 クスノキも、例祭を楽しみにしているに違いない。 
 
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