|
|
|
名称 神山町辰ノ宮のクス
(かみやまちょうたつのみやのくす)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 12m/22m/22m(注1)
目通り幹囲 7.0m/6.4m/5.5m(注1)
推定樹齢 800年/600年/不明(注2)
所在地の地名 徳島県名西郡神山町下分字西寺
〃 3次メッシュコード 5034−72−55
〃 緯度・経度 北緯33度57分41.5秒
東経134度18分40.0秒
徳島県指定天然記念物(1962年1月16日指定)
撮影年月日 2012年3月21日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)現地の案内板による(徳島県教育委員会が設置。設置年月不詳)
鮎喰川(あくいがわ)右岸を走る国道438号を西に向かうと、左右山(そうやま)集落にかかるあたりで、対岸にこんもりした社叢が見える。
神社の名は宇佐八幡神社。境内に掲げられた「由緒」によれば、当地の植桜城主篠原左京之進が豊前国(現大分県)から分霊を勧請し、永正4年(1507)、社殿を建立したようだ。「辰ノ宮」と呼ばれることもあるという。
社叢中のクスノキ巨木が徳島県から天然記念物指定を受けている。
大鳥居の近く、川原に迫り出すように立つクスノキの近くに、標柱と案内板があった。
徳島県教育委員会・神山町教育委員会連名で設置された標柱には「辰の宮のクス 二樹」とあったが、間違いではなかろうか。境内には、これを含め、よく目立つクスノキが3本あるし、徳島県公式ホームページの文化財一覧表には、員数が「3樹」とあるからである。
ほかの2本は、拝殿の手前、右手に、縦に並んでいる(「少し大きめの画像」に写真あり)。データでは幹囲に約1mの違いがあるのだけれども、見た感じでは、ほぼ同じ太さだ。
3本とも樹勢が良さそうで、これからも競いつつ大きくなることだろう。 |
|