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名称 立屋の桜 (たてやのさくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 3.5m(注2)
推定樹齢 伝350年以上(注3)
所在地の地名 長野県上水内郡小川村小根山(表立屋)
〃 3次メッシュコード 5437−77−17
〃 緯度・経度 北緯36度36分07秒
東経137度57分37秒(注4)
小川村指定天然記念物(1979年9月1日指定)
撮影年月日 2015年4月26日
注1)2010年3月に設置された(設置者名不詳)。なお、天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)上記案内板による
注4)GPS測定器の携行を忘れたため、この位置は地図上から割り出したもの。ただし、大きく違っていることはないと思う
戦国時代が終わり、松代藩主真田信之は、内政に力を入れるべく、「人改め」と「物資改め」のために藩内20箇所に口留番所を設置。その一つが立屋口留番所である。
その番所役人を代々務めた鈴木家の墓所に、村指定天然記念物のサクラが立っている。
初代の鈴木八右衛門が没したのは天和元年(1681)。その時、このサクラが植えられたと伝えられているようで、以来、300年以上の長きに亘り、サクラは墓を守ってきたわけだ。(現地でいただいたリーフレットを参考)
なお。近くには、このサクラの実生苗にベニシダレを接ぎ木したという「番所の桜」をはじめ、70本余のシダレザクラが咲き競い、観桜客も多い。
訪ねたのは満開の日曜日。空には雲一つ無く、絶好の桜日和で、用意された駐車場は、ほぼ満車状態。
「立屋・番所の桜を愛する会」を中心としたボランティアの方々による、心のこもった御接待に感謝しつつ、残雪に輝く北アルプスを借景に、美しいサクラを愛でることが出来た。 |
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