ページタイトル:立岩神社のとちの木 当サイトのシンボルマーク

画像:立岩神社のとちの木(幹と並ぶ) 名称 立岩神社のとちの木
    (たていわじんじゃのとちのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 トチノキ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注3)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岐阜県高山市朝日町立岩(注4)
 〃 3次メッシュコード 5437−12−07
 〃 緯度・経度 北緯36度05分32.8秒
           東経137度20分31.1秒
高山市指定天然記念物(1996年12月20日指定)
撮影年月日 2020年6月21日

注1)高山市教育委員会が設置した石造標柱。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注4)2005年2月1日、高山市に合併。旧行政区は大野郡朝日村





 高山市から開田(かいだ)高原を経て木曽福島に至る国道が361号である。ところどころに開けた場所もあるが、全線が山の中だ。
 旧朝日村の中心部、国道361号から見ると飛騨川(ひだがわ)の対岸。高台にある朝日中学校から南西に200mほどの集落内に立岩神社が鎮座する。
 祭神は大己貴大神(おおなむちのおおかみ=オオクニヌシ)と少毘古那命(すくなびこなのみこと)の2柱。永正3年(1506)の創祀と伝えられているらしい。(岐阜県神社庁の神社紹介ページより)
 拝殿に向かって右手に大きなトチノキが立つ。
 幹囲について、環境省資料では490cm(1988年度報告値)、高山市の文化財一覧表では6mと、かなり差がある。確認のため実測したところ、537cmとほぼ中間値であった。
 ただし、幹の断面はかなり扁平であり、見る角度によって太さの感じは異なる。社殿に正対する位置から見る時の印象は6mに近い(左図)。
 樹勢も良さそうで、なかなか立派なトチノキである。
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