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名称 立岩神社のフジキ (たていわじんじゃのふじき)
名称の典拠 なし
樹種 フジキ
樹高 不明
目通り幹囲 4.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 兵庫県神崎郡神河町宮野(注2)
〃 3次メッシュコード 5234−45−97
〃 緯度・経度 北緯35度04分54.6秒
東経134度42分57.1秒
神河町指定天然記念物(2000年2月14日指定)
撮影年月日 2015年4月22日
注1)地上1.3mの高さにおける幹囲を実測
注2)2005年11月7日、神崎町と大河内町が合併して神河町誕生。旧行政区は神埼郡大河内町
市川(いちがわ)の支流、小田原川(おだわらがわ)右岸、県道8号(加美山崎線)の南東に、立岩神社が鎮座している。
祭神は大物主命(おおものぬしのみこと)。延喜(901〜23)以前から続く古社のようだ。当初、立岩嶽にあったが、のち現在地に遷座したという。(境内に掲げられた「立岩神社由緒」による)
兵庫県から環境緑地保全地域に指定された「立岩神社の森」は、よく手入れされた参道沿いのスギ林と、自然林の趣きを残す部分に大別できそうだ。
スギにも4mを超す巨木が混じるが、この社叢の特徴は、何と言ってもフジキ巨木の多さであろう。これだけのフジキ巨木がまとまっているのは、国内随一ではあるまいか。
最大のフジキは、本殿の後方。社殿から少し離れて樹林内に立つ。自然林風の部分。
案内板には「幹周り4m47cm」とあったが、実測したら491cmの値を得た。もしかしたら、単木としても日本一のフジキかも知れない。
しかし、何故か、環境省巨樹データベースにこの木は載っていない。
立岩神社の木々と思しきデータはある。だが、それにはスギ、ケヤキ、イチョウがあるのみで、フジキはない。
ケヤキと誤認されてしまった可能性が大きいようだ。 |
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