ページタイトル:石神神社のクロマツ 当サイトのシンボルマーク

画像:石神神社のクロマツ 名称 石神神社のクロマツ
    (いしがみじんじゃのくろまつ)
名称の典拠 なし
樹種 クロマツ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 4.3m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町建石町字石神
 〃 3次メッシュコード 6140−02−95
 〃 緯度・経度 北緯40度45分08.8秒
           東経140度18分59.4秒
鰺ヶ沢町指定天然記念物(1987年8月20日指定)
撮影年月日 2022年7月27日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)地表面から1.3mの高さで軸に直角方向の幹囲を測定





 弘前市との境界近く、鳴沢川(なるさわがわ)の支流に沿って走る町道沿いに石神神社が鎮座する(この支流は、もう少し上流側で弘前市と鰺ヶ沢町の市町境となっている)。石神神社は決して小さな神社ではなく、神社庁にも登録されているのだが、2022年現在、何故か地理院地図に神社マークがないので、位置が分かりにくいかも知れない。
 青森県神社庁の神社紹介ウェブページによれば、祭神は上筒男命(うわつつおのみこと)、中筒男命(なかつつおのみこと)、底筒男命(そこつつおのみこと)の3柱。いわゆる住吉三神で、海の神様である。
 鎮座地から最も近い海岸まで、約8kmある。
 何故ここにあるのか、またいつ頃勧請されたのか等についてはよくわかっていないらしい。ただし、安永(1772〜1781)までには既にあったようで、安永、文化(1804〜1818)、安政(1854〜1860)に再興および再建の記録があるようだ。
 石神神社の境内、道路寄りに左図のクロマツが立つ。車窓からもよく見える。
 樹形にとって重要な一の枝を失い、正直に言って、それほど美しい姿ではないが、大きさはかなりのものである。
 天然記念物とされるのも肯ける。
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