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画像:楯のイチョウ(幹と並ぶ)

画像:楯のイチョウ(遠景)
名称 楯のイチョウ (たてのいちょう)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木」(注1)
樹種 イチョウ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 500年以上(注3)
所在地の地名 山形県東村山郡中山町長崎
 
〃 3次メッシュコード 5740−32−92
 
〃 緯度・経度 北緯38度20分01.1秒
           東経140度16分44.5秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2004年8月3日

注1)旧環境庁から1991年に刊行された
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)現地の案内板(中山町が1979年3月に設置)





 中山町役場の西400mほどの市街地のなか。国道112号にも近い。
 案内板によれば、至徳元年(1384)、中山継信(つぐのぶ)がここに居館を築き、文安2年(1445)までには、外堀をめぐらす立派な平城となっていた。
 大イチョウは本丸内、館の庭前にあったと伝えられている。イチョウの名に冠せられた「楯」は「館」の意味と思われる。
 元和8年(1622)、山形最上氏の改易で城は廃されたが、イチョウは残った。
 老木ゆえ、失われた大枝も多いが、若い枝はなかなか元気である。こんもりした大きな樹冠は、よく目立つ。特に黄葉の頃などは、この樹冠を目指して行けば、簡単に辿り着けそうだ。
 
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