ページタイトル:田瀬舘跡の杉 当サイトのシンボルマーク

画像:田瀬舘跡の杉

画像:田瀬湖
 遠くに見えるのは田瀬湖
名称 田瀬舘跡の杉 (たせだてあとのすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 400年以上(注3)
所在地の地名 岩手県花巻市東和町田瀬(中通)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5841−72−65
 〃 緯度・経度 北緯39度18分17.3秒
           東経141度18分46.3秒
花巻市指定天然記念物(1976年9月27日指定)
撮影年月日 2017年5月8日

注1)花巻市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による
注4)2006年1月1日、花巻市に合併。旧行政区は和賀郡東和町





 花巻市の南東部、砥森山(ともりやま、670m)と金成山(かんなりやま、540m)の間に、猿ヶ石川(さるがいしがわ)を堰き止める田瀬ダムが作った人造湖である田瀬湖が横たわる。
 左図の大杉が立つのは、田瀬湖左岸。県道178号(下宮守田瀬線)を進んで行くと、「田瀬湖中通駐車場」があり、そこに大杉の案内板とルート図が掲示されていた。
 駐車場の北端近くに湖の方に下る歩道があり、下って行くと、右手に簡素な鳥居とこの大杉が見える。(私が訪ねた時、ルートの最後の部分は藪になっていた)
 樹名にある田瀬舘跡は、天正(1573〜92)の頃、後に土沢城主となった江刺氏の館がここにあったからである。(案内板による)
 推定樹齢を400年以上としているのは、田瀬舘があった当時、このスギはもう既に存在していたと考えられているからだろう。
 大きさはまだ物足りないが、戦さ慣れした荒武者を彷彿させるような姿が魅力的なウラスギである。
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