ページタイトル:多里神社のクロマツ 当サイトのシンボルマーク

画像:多里神社のクロマツ 名称 多里神社のクロマツ (たりじんじゃのくろまつ)
名称の典拠 なし
樹種 クロマツ
樹高 19m(注1)
目通り幹囲 3.6m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 鳥取県日野郡日南町新屋(にいや)(内方)
 〃 3次メッシュコード 5233−51−25
 〃 緯度・経度 北緯35度06分29.0秒
           東経133度11分38.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年10月16日

注1)ブログ「今日もおでかけ」による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 広島県との県境近く、国道183号の西に多里神社が鎮座する。
 二の鳥居の先、大きな拝殿の手前にクロマツ巨木が立つ。
 「少し大きめの画像」をご覧いただくとお分かりと思うが、かなり傾いて立っている。
 比較的若い個体らしく、大枝はまだあまり太くない。それらをやや下降気味に広げている。
 このマツは、旧環境庁時代の1988年度報告値に幹囲322cmとあるクロマツだと思うが、今はもっと大きそうだ。ということで、鳥取県内の神社及び巨木を多く紹介しておられる「今日もおでかけ」ブログのデータを転記させていただいた。(もう少し詳しく説明すると、ブログには「幹周り実測3.56m」とあったのだが、「データの見方」に記したように、上のデータ欄では数値を小数点以下第一位までに丸めたものを掲載している)
 私が子供だった頃、私が住む新潟県でも、これくらいの大きさのマツはそう珍しいものではなかった。
 工場や自動車の排気による環境汚染で枯れたマツもあったが、むしろその後の松枯病の猛威により、マツ巨木はめっきり減ってしまった。
 今では、3m台後半くらいの大きさでも、貴重な大きさになりつつあるように思われる。
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