ページタイトル:素鵞神社の大欅 サイトのシンボル

画像:素鵞神社の大欅(幹と並ぶ)

画像:素鵞神社の大欅
名称 素鵞神社の大欅 (そがじんじゃのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 6m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県ひたちなか市足崎字深茂内(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5440−54−05
 
〃 緯度・経度 北緯36度25分26.5秒
           東経140度34分01.7秒
勝田市指定天然記念物(1981年4月1日指定)
撮影年月日 2008年5月18日

注1)1983年3月1日に勝田市教育委員会が設置
注2)ひたちなか市公式WEBサイト内の「ひたちなか市の文化財」による
注3)1994年11月1日、勝田市と那珂湊市が合併して「ひたちなか市」誕生。旧行政区は勝田市





 素鵞神社本殿後方、御神木の大ケヤキ。
 地上4mほどまで単幹で立ち上がり、そこから5本に分かれて樹冠を支えている。整理された大枝も見られるが、樹勢は良さそうだ。
 根元付近が窪地になっている。
 これは想像だが、かつてここは低地だったのであるまいか。本殿の裏手が斜面になっていたのを、土を埋めて、ほぼ平らに均したのでなかろうか。ケヤキの地際の印象からは、ケヤキが斜面に立っていたように見えるからだ。
 ケヤキの周囲にはロープが廻らされ、氏子総代の名で、注意書きがあった。
 危険だから中で遊ばぬようにと、子供向けの内容が記されていたが、大人にも入って欲しくないのだろう。そう解釈して、柵内に入るのは遠慮した。
 ところで、ここは臨界事故で有名になった核燃料サイクル開発機構から4km弱の距離である。
 社頭に、熱蛍光線量計が設置されていた。
 この付近は、日本の原子力開発にとって、パイオニアとも言うべき地区である。原子力への関心も強いに違いない。大きな事故がない限り、装置で観測される放射線量のうち、人為的な放射線の割合はごく小さいだろうが、継続的に観測することは重要だ。
 事故を忘れることなく、是非とも安全第一でやって欲しいものである。
 
ボタン:茨城県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る