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名称 峠八幡宮のオオツクバネガシ
(たおはちまんぐうのおおつくばねがし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 オオツクバネガシ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 広島県広島市安佐北区大林町
〃 3次メッシュコード 5132−64−55
〃 緯度・経度 北緯34度33分09.8秒
東経132度33分41.3秒
広島市指定天然記念物(1976年5月17日指定)
撮影年月日 2017年3月27日
注1)1977年3月1日に広島市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
大林小学校の南の道を、スポーツランドTAMADAに向かって進む。スポーツランドの入口を過ぎ、道なりにさらに1kmほど進むと、右手にこんもり茂る緑濃い森が見える。そこが峠八幡宮である。
地理院地図では、スポーツランドの南に、2系統の高圧送電線が交差する地点があり、その南東500mほどの位置に神社マークがある。そこが峠八幡宮。
しかし、位置の目星をつけたとしても、峠八幡宮は小祠が3つ並ぶだけの小さな神社である。そこが神社であることを道路から認めるのは難しい。また、道路から直接神社に向かうルートも無さそうだ。
というわけで、私は、神社の森に最も近いお宅を訪ね、私有地を通らせていただくことにした。
ちょうど奥様がご在宅で、通行許可を願ったところ、ご親切にも、わざわざ神社まで案内して下さった。(感謝)
オオツクバネガシは、少し高い位置から、祠を見おろすように立っていた。
裏に回ると、幹に空洞があることがわかる。縦に長い開口部から内部を覗くこともできる。ただし、樹勢自体は良好そうに見える。森の王者の風格もある。
奥様のお話では、台風で幹が折れるまでは、もっと立派な姿をしていたそうである。フクロウやリスも棲んでいたが、最近は姿を見ないともおっしゃった。
このオオツクバネガシを常に心に留めておられる様子が見て取れた。 |
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