ページタイトル:白山神社のツクバネガシ ロゴ:人里の巨木たち

画像:白山神社のツクバネガシ(幹と並ぶ) 名称 白山神社のツクバネガシ
    (はくさんじんじゃのつくばねがし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ツクバネガシ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 7.9m(注2)
推定樹齢 380年(注3)
所在地の地名 京都府京都市右京区京北田貫町(けいほくたぬきちょう)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5235−64−48
 〃 緯度・経度 北緯35度12分22.6秒
           東経135度36分26.8秒
京都市指定天然記念物(1992年5月1日指定)
撮影年月日 2016年3月23日

注1)1998年3月に旧京北町教育委員会が設置。ただし天然記念物指定名称はこれと異なり「白山神社のカシ」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)上記案内板には360年とあったが、訪ねた時は設置後約20年を経ていたので、380年とした
注4)2005年4月1日、京都市に合併。旧行政区は北桑田郡京北町





 南丹市(旧日吉町)との市境から東に約1km。府道78号(佐々江下中線)の北に白山神社がある。
 京都市との合併を記念して、境内に設置された石碑によると、草創の地はもうわからなくなってしまったが、宝亀2年(771)の創建と伝え、現在地への遷座は寛元元年(1243)とのこと。推定樹齢が正しければ、このツクバネガシが生を受けるより前である。
 本殿の後方がごく小さな丘のようになっており、その頂上にツクバネガシが立っている。
 2幹のツクバネガシなので、1本ずつの幹の太さは大したことがないが、両者がくっついて一体化している高さでは、相当なボリューム感がある。
 根元に開いた大きな空洞に、白山神社のお使いの白蛇が棲んでいたとの伝説が残っているそうである。(案内板より)
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