名称　田野沢のしだれ桜 （たのさわのしだれざくら） 名称の典拠　「名桜・古桜・一本桜」 樹種　エドヒガン 樹高　１０ｍ（注1） 目通り幹囲　３．０ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　茨城県久慈郡大子町田野沢（中坪） 　〃　３次メッシュコード　５５４０−１２−５２ 　〃　緯度・経度　北緯３６度４７分４８．２秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度１６分４１．４秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０２０年４月４日 注1）「名桜・古桜・一本桜」による 　高台の横浜ゴム・テストコースの西の谷を南流するのが田野沢川である。 　この谷に沿って県道１５９号（上野宮下金沢線）が走る。左図のシダレザクラは県道のすぐ横、中坪（なかつぼ）集落の一軒のお宅の入口に立つ。花の季節なら、見落とすことはまずないだろうと思われる。 　ちょうどご主人が家の外で仕事をしておられ、敷地への立ち入りと撮影を快諾して下さった。 　巨木好きな私は、幹から根にかけての力強い姿に惹かれることが多いので、近くに立ちたいのだが、花が目当ての方で、一本桜の全体像を楽しみたいのなら、この桜は道路から見るのが一番美しいように思われる。 　主幹の太さから想像するよりも大枝は太い。同幹囲のシダレザクラの一般的な樹齢に比べ、年老いているのではないだろうか。 　樹形にも、そろそろ老桜の貫禄が出て来たように思われる。