ページタイトル:田野口津島神社の五本杉 サイトのシンボル

画像:田野口津島神社の五本杉(幹と並ぶ)

画像:田野口津島神社
 拝殿手前右手のスギもなかなかのもの

画像:田野口津島神社前に広がる風景
 神社前に広がる風景
名称 田野口津島神社の五本杉
    (たのくちつしまじんじゃのごほんすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 6.3m(注2)
推定樹齢 伝承500年(注2)
所在地の地名 静岡県榛原郡川根本町田野口(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5238−40−68
 
〃 緯度・経度 北緯35度03分21.8秒
           東経138度05分51.0秒
静岡県指定天然記念物(1971年8月3日指定)
撮影年月日 2006年12月25日

注1)静岡県教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2005年9月20日、榛原郡内の2町が合併して川根本町誕生。旧行政区は榛原郡中川根町





 田野口に鎮座する津島神社の社叢中の1本。拝殿の向かって右後方の斜面に立っている。
 途中まで1本で立ち上がり、地上10m弱で5幹に分かれている。「五本杉」たる所以である。
 写真でおわかりと思うが、そこまでの幹の表面は複雑な曲線を描いていて、断面も円形ではなさそうだ。どんな風に成長したのだろうか。
 周囲には五本杉を中心に、小径が切られている。そこを落葉が覆っている。歩くと、ふかふかした感じだ。意図したものかどうか、根を傷めないためには、落葉の絨毯があった方が良さそうだ。
 大正期に刊行された「志太郡誌」に既にその名が見られるという。知る人ぞ知る名木だったと思われる。
 拝殿の斜め前に、社叢中No.2のスギが立っている。旧環境庁データでは、こちらは目通り5.1m。さすがに貫禄では五本杉に劣るが、これもなかなかの大杉である。
 
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