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名称 田ノ萱のイチョウ (たのかやのいちょう)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 イチョウ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 310年(注2)
所在地の地名 岩手県一関市東山町田河津字田ノ萱(注3)
〃 3次メッシュコード 5841−41−07
〃 緯度・経度 北緯39度00分18.2秒
東経141度13分12.6秒
一関市指定天然記念物(1980年4月24日指定)
撮影年月日 2017年5月14日
注1)天然記念物指定名称は単に「イチョウ」
注2)一関市公式ウェブサイトの文化財一覧表(PDFファイル)による
注3)2005年9月20日、一関市に合併。旧行政区は東磐井郡東山町
奥州市前沢区生母(せいぼ)から山毛欅峠(ぶなとうげ)を経て、音羽山(おとわやま、539m)と経塚山(きょうづかさん、518m)の鞍部を通り、束稲山(たばしねやま、595m)の中腹を通って東に向かう県道がある。岩手県道237号(長坂束稲前沢線)だ。田ノ萱は、束稲山々頂から見て東方に約3km、その県道から南に少し離れてある集落の名前である。
田ノ萱のあるお宅に、天然記念物のイチョウが立っている。環境省資料で幹囲465cmとあるイチョウだが、これは1988年以前の測定値だ。今はもっと大きい。
奥様の許可を得て樹下に立った。(心のこもった親切なご対応に感謝)
単幹で立ち上がり、途中から複数の大枝を伸ばしている。大枝はなかなか太い。ところどころから気根(乳柱)が出ているが、まだ小さく、可愛らしい感じ。おどろおどろしい印象は受けない。
家人に大切にされ、樹勢も良さそうだ。
将来が楽しみな大イチョウである。 |
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