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名称 田ノ原の大樫 (たのはらのおおかし)
名称の典拠 山道入口の案内板(注1)
樹種 ウラジロガシ(注2)
樹高 17m(注3)
目通り幹囲 5.8m(注3)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 山口県萩市佐々並(田ノ原)(注4)
〃 3次メッシュコード 5131−33−15
〃 緯度・経度 北緯34度15分46.7秒
東経131度26分29.9秒
萩市指定天然記念物(2004年10月22日指定)
撮影年月日 2017年4月8日
注1)設置者名・設置年月とも不詳。天然記念物指定名称は「佐々並のウラジロガシ」
注2)環境省巨樹データベースではシラカシとされている
注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による。上記案内板は目通り周囲6.2mとしている
注4)2005年3月6日、萩市に合併。旧行政区は阿武郡旭村
国道262号(萩往還)沿いの道の駅「あさひ」から、県道309号(佐々並町絵美東線)で佐々並川(ささなみがわ)の谷を遡る。
県道は殆どの部分で左岸側を走るが、深瀬集落を過ぎたところで、300mほど右岸側を走る区間がある。そこから田ノ原集落に至る生活道路が延びている。
左図のウラジロガシは山中にあり、道路からは見えないので、カシに至る山道の入口を見つけることが肝要。その入口が、この生活道路脇にある。入口には「田ノ原の大樫」の説明を記した案内板がある。
その場所は、田ノ原集落の南端。生活道路が再び県道と合流する地点まで300mほどの位置。(道が狭く、路上駐車できないので注意)
大カシは案内板から山道を5分ほど登ったところ。
周囲が切り開かれた中に大カシが立っていた。根元の斜面には大きな石がごろごろしていて、そこを縫うように根が這っている。石にもカシにも厚くコケが積もる。
枝振りも良い。なかなか力強い姿だ。
大きさにおいても山口県随一のウラジロガシ巨木である。(2017年4月現在、環境省巨樹データベースによる) |
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