ページタイトル:田中神社のタブノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:田中神社のタブノキ 名称 田中神社のタブノキ
    (たなかじんじゃのたぶのき)
名称の典拠 「今日もおでかけ」ブログ
樹種 タブノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 7.1m(注1) 2本まとめた外周
推定樹齢 不明
所在地の地名 鳥取県西伯郡南部町猪小路(いのこうじ)
 〃 3次メッシュコード 5333−02−25
 〃 緯度・経度 北緯35度21分29.6秒
           東経133度18分41.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年9月4日

注1)「今日もおでかけ」による





 島根県との県境から県道1号(溝口伯太線)を国道180号に向かって約2km。左手山裾に、溜池の堰堤と田圃なかの小さな森が見える。(ちょっとわかりにくいかも知れない)
 その森が田中神社の森だ。(実を言うと、神社庁の一覧表に該当する神社がなく、社号額の類も見あたらない。境内の常夜灯(灯籠)には「六社荒神宮」とあったが、グーグル地図に載る「田中神社」としてみた)
 ここにタブノキ巨木があることを「今日もおでかけ」で知り、訪ねた。
 境内には複数のタブノキがあり、拝殿に向かって右横に立つのが最も大きい。根元が一つで、幹が2本。太い方は頂部を失っている。
 1株が2幹に分かれているのか、それとも2株が根を接しているだけなのか、見ただけではよくわからない。ただし、全体としての一体感はある。
 ところで、樹種についてであるが、境内の他のタブノキに比べ、葉がずいぶん細長い。同じタブノキ属のホソバタブ(標準和名はアオガシ)かも知れないと思う気持ちと、やはりタブノキだと思う気持ちが半々。どちらなのだろう?
 己れの能力不足が歯がゆい。
 平凡社「日本の野生植物 木本T」によると、タブノキの若葉は紅色、アオガシの若葉は緑色だそうである。盛んに若葉が出る春に訪ねれば、素人の私でもしっかり判別できそうだが、私の住居から鳥取県まではあまりに遠い。
 ちょっと心残りな巨木である。
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