ページタイトル:田中稲荷神社のヒノキ サイトのシンボル

画像:田中稲荷神社のヒノキ_1

画像:田中稲荷神社のヒノキ_2
名称 田中稲荷神社のヒノキ
    (たなかいなりじんじゃのひのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ヒノキ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 福島県二本松市若宮2丁目
 
〃 3次メッシュコード 5640−33−04
 
〃 緯度・経度 北緯37度35分25.0秒
           東経140度25分31.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年8月25日

注1)1985年11月11日、氏子の援助により宮司が建立
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 東北道二本松インターの東1kmほど、若宮の田中稲荷神社に、根上がりの大ヒノキが立っている。
 神社は道路から引っ込んでいて、ちょっと分かりにくい。曹洞宗大隣寺の南の信号がある交差点の南東に参道入口が開いているのだが、気づきにくい。(貴船神社とお間違えなきよう)
 私が訪ねたときは、幸い入口に幟が立っていた。幅1mほどの小道を奥の方に入って行くと、すぐに小さな神社が見えてくる。
 石鳥居と朱塗りの鳥居をいくつか潜り、社殿の前に出る。鳥居はみな小さくて、大きい人は背をかがめなければならない。
 ヒノキは社殿の左手(向かって右)、少し高い位置に立っている。御神木として祀られているようだ。
 ご覧のような根上がり状態である。しかし、意図したものではなさそうだ。要するに、雨で表土が流れてしまったのである。おかげで一種の驚きを伴った風格を与えることになった。
 幸い、今のところ、樹勢は悪くなさそうである。
 
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