ページタイトル:遠島山公園のスダジイ 当サイトのシンボルマーク

画像:遠島山公園のスダジイ(幹と並ぶ) 名称 遠島山公園のスダジイ
    (とおしまやまこうえんのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県鳳珠郡能登町宇出津(うしつ)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5537−71−52
 〃 緯度・経度 北緯37度18分03秒
           東経137度09分32秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年5月20日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年3月1日、2郡に跨がる3町村が合併して鳳珠郡能登町(ほうすぐんのとちょう)誕生。旧行政区は鳳至郡能都町(ふげしぐんのとまち)





 宇出津港と田ノ浦の間、南に突き出た小さな半島が遠島山公園である。
 自然豊かな林内を遊歩道が巡る自然公園だ。(すべての分かれ道に、地図と現在地を示すマークが示されているので、どのように進んでも自分の位置を見失うことなく、ありがたい)
 案内板によると、ここには昔、棚木城(たなぎじょう)があったらしい。能登の守護大名畠山義統(はたけやまよしむね)の二男棚木左門氏が築いた城で、海防を担う城だったという。天正5年(1577)、越後の上杉勢による攻撃で城は陥落したが、今もところどころにかつての面影が残る。
 環境省資料によると、公園内に幹囲5.7mのスダジイがあることになっている。
 公園内をぐるっと一巡してみて、左図の個体が最も大きいように思ったが、データでは単幹の巨木となっている。登録から30年を経て、もしかしたら、該当の大シイは、もう失われてしまったのかも知れない。
 左図のシイは、公園の入口からほど近いところに立っている。
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