ページタイトル:多聞堂のスギ 当サイトのシンボル

画像:多聞堂のスギ(幹と並ぶ) 名称 多聞堂のスギ (たもんどうのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 33m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県金沢市上涌波町
 〃 3次メッシュコード 5436−75−07
 〃 緯度・経度 北緯36度35分17.8秒
           東経136度43分18.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年6月4日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 北陸自動車道金沢森本インターチェンジ付近から、森下川(もりもとがわ)の支流涌波川(わくなみがわ)の谷に入る。
 谷沿いの道を上流に向かうと、やがて前方高台に、左図の大杉が見えてくる。
 大杉が立つのは上涌波町の家並みの北西端。樹下の建物が多聞堂なのだろう。
 交通量の少ない道なので、見通しの良い路傍に駐車させてもらい、大杉に向かった。
 大杉は石段の上、向かって左。幹の上部まで登ったツタが幹を緑一色に染めている。
 参道石段が東に向き、その方向が開けている。そちらには光を遮る他の樹木もないので、光を沢山受けてツタがはびこったのだろう。幹の反対側に、ツタは見られない。
 途中までは、いかにもスギらしいシンプルな姿だが、上空では幹が複数に分かれ、枝も縦横無尽に伸びている。
 石川県巨樹の会刊行の「石川の巨樹・巨木林」が「アバレ杉」とコメントしていたのは、このことを指しているのだろうか。
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