名称　玉湯小学校のセンダン 　　　　（たまゆしょうがっこうのせんだん） 名称の典拠　現地の案内板（注1） 樹種　センダン 樹高　１５ｍ（注2） 目通り幹囲　４．７ｍ（注2） 推定樹齢　約１３０年（注3） 所在地の地名　島根県松江市玉湯町玉造（注4） 　〃　３次メッシュコード　５３３３−１０−００ 　〃　緯度・経度　北緯３５度２５分３４．２秒 　　　　　　　　　　　東経１３３度００分３３．９秒 松江市指定天然記念物（２００４年４月２８日指定） 撮影年月日　２０１６年３月３０日 注1）２００４年９月に玉湯町教育委員会が設置 注2）上記案内板による 注3）明治３３年(1900）、湯町村玉造村学校組合尋常小学校開校の際に植えられたと伝えられていることから 注4）２００５年３月３１日、松江市に合併。旧行政区は八束郡玉湯町 　山陰の名湯として知られる玉造温泉を流れる玉湯川の少し下流側。右岸に玉湯小学校がある。 　「玉造（たまつくり」は、かつてこのあたりが勾玉（まがたま）や管玉（くだたま）の生産地であったことから生じた地名と思われる。付近には国指定史跡「出雲玉作跡」が数ヶ所散在する。 　私が玉湯小学校を訪ねた時は、ちょうど春休み中。先生から許可をいただいてセンダンの木に向かった。 　樹形の美しいセンダンである。樹勢も良さそうだ。 　センダンが植えられたのは、明治３３年（1900）。ここに小学校が開校したことを記念して植樹されたようだ。 　それから１１６年。苗木の樹齢がわからないので正確なことは言えないが、１５０年に満たない樹齢であることは間違いなさそうだ。 　以来、記念樹として、ずっと大切に見守られてきたのだろう。 　今や、中国地方では最大のセンダンである。（２０１６年３月現在、環境省巨樹データベースによる）