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↑ 社殿西側のイチョウ(5.8m)
↓ 茅葺きの神楽殿の北に立つイチョウ(5.0m) |
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名称 玉敷神社のいちょう
(たましきじんじゃのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 25m/25m(注2)
目通り幹囲 5.8m/5.0m(注2)
推定樹齢 いずれも500年(注3)
所在地の地名 埼玉県加須市騎西(高道)(注4)
〃 3次メッシュコード 5439−14−25
〃 緯度・経度 北緯36度06分26.7秒
東経139度34分10.4秒
加須市指定天然記念物(1988年3月31日指定)(注5)
撮影年月日 2014年5月22日
注1)旧騎西町教育委員会が設置(設置年月不詳)。のち、設置者名を加須市教育委員会に訂正。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による。いずれも前者が左上、後者が左下の個体データ
注3)上記案内板による
注4)2010年3月23日、加須市に合併。旧行政区名は北埼玉郡騎西町
注5)案内板には昭和55年(1980)に天然記念物に指定された旨の記述があるが、加須市公式ウェブサイトの文化財一覧表では「昭和63年3月31日」となっている
旧騎西町の北部は、いわば文教地区のようになっていて、幼稚園、小学校、中学校があり、文化会館や総合体育館がある。また騎西中央公園や玉敷公園もある。
玉敷神社は玉敷公園の西。もちろん神社の方が先輩で、公園の名前は神社名を借用したのだろうと思われる。
神社の草創は古い。案内板及び埼玉県神社庁の神社紹介ページを総合すると、大宝3年(703)の創建と伝え、延喜式神名帳に名が載る延喜式内社で、明治維新以前は「勅願所玉敷神社久伊豆大明神(ひさいずだいみょうじん)」と称する埼玉郡(さきたまのこおり)の総鎮守だったという。(もとの荒川流域に多く見られる久伊豆神社の本社だと考えられているようだ)
社殿の近くに2本の大イチョウが立つ。
大きい方は途中から3幹に分かれ、小さい方は根元近くで大小2幹に分かれる。風格においては、小さい方がむしろ勝るように思われ、いずれ劣らぬ大イチョウである。 |
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