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名称 五島玉之浦のアコウ
(ごとうたまのうらのあこう)
名称の典拠 天然記念物指定名称(注1)
樹種 アコウ
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 18.3m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 長崎県五島市玉之浦町玉之浦(小浦)(注3)
〃 3次メッシュコード 4828−74−69
〃 緯度・経度 北緯32度38分32.5秒
東経128度36分52.5秒
長崎県指定天然記念物(1952年5月13日指定)
撮影年月日 2015年3月28日
注1)1995年10月1日に長崎県教育委員会と旧玉之浦町教育委員会(? 五島市教育委員会に訂正されていた)が設置した案内板では「五島」がなく「玉之浦のアコウ」となっていた
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2004年3月1日、1市5町が合併して五島市誕生。旧行政区は南松浦郡玉之浦町
合併して五島市になる前の旧玉之浦町は福江島の西端。町は玉之浦湾を取り囲むようにあった。
玉之浦湾の北西岸を担う島山島(しまやまじま)と五島最大の島である福江島(ふくえじま)の間に、梁口瀬戸(やなぐちせと?)と呼ばれる幅200mほどの海峡があり、福江島側から海峡を見る集落が、アコウのある小浦(こうら)である。
海岸沿いの道を走って行くと、道路脇に、アコウへの案内表示があった。表示の近くには駐車スペースもある。
集落の西に大山祇神社があり、その参道を跨ぐようにアーチを作ってアコウが立っている。どうしてこのような形になったのか不思議だ。(この形を期待して、誰かが人為的に、参道の反対側に気根を導いたのだろうか?)
アコウ独特の複雑怪奇な樹形だが、周囲が開けていて、それほどおどろおどろしい感じは受けない。
樹齢も比較的若いようだ。
これからどんな姿に変わってゆくのか楽しみである。(もちろん私が見ることはかなわないが) |
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