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名称 土田之木のエノキ (どだのきのえのき)
名称の典拠 「西条の巨樹」(注1)
樹種 エノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 愛媛県西条市玉之江(注3)
〃 3次メッシュコード 5033−60−87
〃 緯度・経度 北緯33度54分31.4秒
東経133度05分48.3秒
愛媛県指定天然記念物(1965年12月24日指定)
撮影年月日 2013年5月20日
注1)西条市環境サポーターが2009年11月に刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2004年11月1日、旧西条市を含む2市2町が合併して新「西条市」誕生。旧行政区は東予市
県道149号(丹原小松線)が走る中山川左岸堤防の下、JR予讃線から200m西に、このエノキが立っている。(樹高が低いので、遠くからはわかりにくい)
根元には、エノキの所有者である首藤家が先祖供養のために建てた供養塔が数基。
首藤家は、藤原鎌足(ふじわらのかまたり)の子孫だという。当地に居を構えたのは、鎌足から数えて14世の孫にあたる首藤助清という人物だったらしい。このエノキは、その助清の墓標として南北朝時代に植えられたと伝えられている。(愛媛新聞社「愛媛の巨樹八十選」より)
かつては周桑平野一の巨木と言われ、桜三里を越えてくる旅人の目印にされたともいう。(西条市教育委員会「西条市の文化財」による)
今の姿は、本体が枯れてしまった後、一部の側枝のみが生き残り、その状態でずいぶん時間が経過した場合に見られる姿である。(老ケヤキにしばしば見られる)
外周が今より大きかったとは思わないが、元気な時代には樹高もあり、大きな樹冠を戴いていたと想像する。
ランドマークだったこともあるかも知れない。 |
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