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名称 武生神社の太郎杉
(たきゅうじんじゃのたろうすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 茨城県常陸太田市下高倉町(注4)
〃 3次メッシュコード 5540−03−32
〃 緯度・経度 北緯36度42分02秒
東経140度27分20秒
常陸太田市指定天然記念物(1990年11月20日指定)
撮影年月日 2013年9月23日
注1)天然記念物指定名称は「太郎杉」。しかし、この呼称は各地で見られ、この個体を識別することに結びつきにくいため、私のサイトでは神社名を冠して呼ぶことにする
注2)環境省巨樹データベース(2010年調査)による
注3)現地の案内板(設置者名・設置年月とも不詳)による
注4)2004年12月1日、常陸太田市に合併。旧行政区は久慈郡水府村
武生山(たきゅうさん、459m)の山頂近くに鎮座する武生神社(たきゅうじんじゃ)の神木。
武生山頂に降臨した大戸道命(おおとのじのみこと)の神霊を、大宝元年(701)、役小角(えんのおづぬ)がここに移し、大同元年(806)、坂上田村麻呂が社殿を造営して流鏑馬(やぶさめ)神事を奉奏したとする伝承があるようだ。かつては神仏混淆の霊地で、江戸時代には飯縄大権現と称して修験系に属していたらしい。現在の本殿は、その頃、天明6年(1786)の再建で、常陸太田市指定文化財。(以上、案内板より) その後、大修理がなされたらしく、私が訪ねたときには、彩色も鮮やかであった。
太郎杉は、本殿の後方に、もう少し登ったところ。
枝がまったく一方に偏っているのは、すぐ隣に同程度の大杉があって、そちらに枝を伸ばせなかったからだという(別の案内板より)。現在、その大杉はなく、奇妙な枝振りだけが目立つようになった。
県道33号(常陸太田大子線)沿いの畑中集落から、武生神社に行くことが出来る。細い山道だが、舗装はしてある。参道石段の近くまで、車で通行可。 |
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