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名称 三本松の山ノ神 (さんぼんまつのやまのかみ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 4.3m(注2)
推定樹齢 250年(注2)
所在地の地名 青森県三戸郡田子町山口字嘉沢向
〃 3次メッシュコード 6041−30−35
〃 緯度・経度 北緯40度17分09.0秒
東経141度03分50.6秒
田子町指定天然記念物(2013年12月11日指定)
撮影年月日 2022年7月23日
注1)田子町(たっこまち)が設置(設置年月日不詳)
注2)上記案内板による(2014年8月調査値)
青森・岩手・秋田3県の県境となっているのが四角岳(しかくだけ、1003m)である。
四角岳の東斜面に降った雨は杉倉川(すぎくらがわ)となり、北東斜面に降った前は熊原川(くまはらがわ)となるが、その後これらは一つの流れとなり、さらに東進した後、三戸町で馬淵川(まべちがわ)に合流する。
左図のアカマツが立つのは、合流前の杉倉川の谷と熊原川の谷を、山越えして結ぶ舗装道路の途中。国道104号沿いの嘉沢(かざわ)集落の南方500mほどの地点。
三本の幹が離れずに直立する、マツとしては珍しい姿。
これが一本の幹から分かれたものか、それとも隣接する3本が成長したのか(もしかして人がそのように植えたか)、私の能力では判別不可能だが、当地では神宿る三頭木として大切にされてきたようだ。
枝の太さなどから、比較的若い個体のように思われる。目下、樹勢も悪くなさそうだ。
他県に比べ、青森県はまだ松枯病の被害が小さいようだが、油断は禁物である。
各地でアカマツ巨木が急速に減少しつつあるなか、是非ともこの美しい姿を後世に伝えて欲しいものだ。 |
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