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画像:滝ノ入タブの木

画像:滝ノ入タブの木(幹と並ぶ)
名称 滝ノ入タブの木 (たきのいりたぶのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 タブノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 埼玉県飯能市上直竹下分
 
〃 3次メッシュコード 5339−62−10
 
〃 緯度・経度 北緯35度50分45秒
           東経139度15分12秒(注4)
埼玉県指定天然記念物(1931年3月31日指定)
撮影年月日 2006年3月26日

注1)1995年3月に埼玉県教育委員会、飯能市教育委員会、富士浅間神社の3者連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注3)上記案内板による
注4)後日、地図上で見当をつけた値なので、少し違っているかも知れない





 富士浅間神社の裏山に立つタブノキ。
 富士浅間神社の創立年代は不詳だが、神社に寛正4年(1463)銘の鰐口が所蔵されているという。
 参道を行くと、社殿の少し手前、左手に、目通り4m強のイチョウが立っている。社殿のすぐ前には目通り3m弱のケヤキ。しかし、タブノキはここにはない。
 社殿の前面を横切って、奥の院に至る山道を登る。途中、奥の院へのルートから分かれ、タブノキに至る道が切り開かれている。道は嫗ヶ嶽山頂近くを巻いて東斜面に出る。私が訪れたときには、案内標識が設置されていたため、迷うことはなかった。神社からタブノキまでは約15分。
 県天然記念物のタブノキは、斜面の途中に立っている。斜面の勾配は結構きついのだが、歩道が整備されているので、安心して樹下に立てる。
 周囲は切り開かれ、広々した空間が与えられている。そのため、様々な角度からタブノキを眺めることができるのが嬉しい。
 少し前に撮影された写真では、幹の下部、下図の色変わり部分に、谷側に大きく張り出した大枝があった。どうやら、ごく最近に失われたようだ。
 少しこぢんまりしてしてしまって、荒々しさが色褪せてしまったが、それでも15分の汗の代償として、十分満足感を得ることができた大タブノキであった。
 
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