ページタイトル:滝樹神社の天狗杉 当サイトのシンボル

画像:滝樹神社の天狗杉(幹と並ぶ)


画像:滝樹神社の天狗杉
名称 滝樹神社の天狗杉
    (たきじんじゃのてんぐすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 38m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 滋賀県甲賀市土山町前野(注3)
 〃 3次メッシュコード 5236−32−11
 〃 緯度・経度 北緯34度56分07秒
           東経136度15分38秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年5月23日

注1)このスギは、地元では、しばしば天狗杉と呼ばれる。しかし「天狗杉」の名は全国各地に見られ、他と区別しにくいので、神社名を冠して呼ばせてもらった
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)2004年10月1日、甲賀郡内の5町が合併して甲賀市誕生。旧行政区は甲賀郡土山町





 国指定史跡垂水斎王頓宮跡から南西600mほどの野洲川右岸に滝樹神社がある。
 境内の一角、河原に近い場所に、天狗杉が立っている。御神木とされ、幹に注連縄が巻かれている。
 傍らに、御神木と題した石碑があった。黒御影の立派なもので、平成19年(2007)、氏子総代の名で設置された。
 それによれば、今から約680年前、「境内には神の矛杉がうっそうと生い茂」っていたそうである。当時の領主が、その光景に感じたのだろうか。「滝大明神」の名に「樹」の1字を加え、「滝樹大明神」と改名させたという。
 案内板は、天狗杉を、その時代からの生き残りだとしている。
 この天狗杉が680年前にもう巨木だったとは思えないが、あるいはその当時、既にこの世に生を受けていたのかも知れない。
 
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