ページタイトル:武内神社のカツラ 当サイトのシンボル

画像:武内神社のカツラ 名称 武内神社のカツラ (たけうちじんじゃのかつら)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 カツラ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.3m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岩手県二戸市堀野字東側
 〃 3次メッシュコード 6041−32−44
 〃 緯度・経度 北緯40度17分18.2秒
           東経141度17分48.1秒
二戸市指定天然記念物(1973年4月1日指定)
撮影年月日 2013年8月27日

注1)天然記念物指定名称は単に「桂」
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 いわて銀河鉄道斗米(とまい)駅から馬淵川(まべちがわ)を渡った対岸、高森山(325m)西麓に武内神社が鎮座する。
 武内神社の祭神は武内宿禰(たけのうちのすくね)。神功皇后の朝鮮出兵に随行したとか、様々な逸話が記紀にあるが、それらをすべて信用すると3百歳くらいまで生きたことになる。よって、全体としては、もしかしたら事実の断片くらいは含まれているかも知れない「神話」とみたほうがよさそうだ。蝦夷征伐を進言したこともあるそうだから、ここに祀られているのは、そのことと関係があるのだろう。
 カツラは境内に入ってすぐ。道路からも見えている。
 カツラの手前に「御手洗池(みたらいいけ?)」というコンクリート枠で囲まれた池がある。なかで清水が湧いているらしい。戦前までは、この水を使って日本酒を造っていた酒蔵もあったという。
 カツラも、この清水に育てられたのだろうと思われる。
 
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