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画像:武野上神社のケヤキ(幹と並ぶ)

画像:武野上神社のケヤキ(全景)
名称 武野上神社のケヤキ
    (たけのがみじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 700年(注2)
所在地の地名 埼玉県秩父郡長瀞町本野上
 
〃 3次メッシュコード 5439−10−28
 
〃 緯度・経度 北緯36度06分37秒
           東経139度06分24秒
長瀞町指定天然記念物
撮影年月日 2007年3月4日


注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注2)1993年3月に長瀞町教育委員会が設置した案内板による





 旧長瀞町役場の南南東500mほどの位置に武野上神社が鎮座している。案内板によれば、祭神は罔象女神(みずはのめのかみ)。
 「古事記」によれば、国造りの女神である伊邪那美命(いざなみのみこと)の尿から生じた女神で、水を司る神である。ここに鎮座しているのは、近くを流れる荒川との関係だろうか。(尿から、などと言うと汚らわしく思われがちだが、古人も尿が肥料になることを承知しており、適量が定期的に出ること、そしてそれが植物の肥料になることは、神様からのプラスの恩恵として感じられたのだと思われる)
 かつては丹生(たんしょう)明神と呼ばれていたが、明治42年(1909)、4社を合祀して現社名に改めた。
 境内にはケヤキ巨木が数本立ち、いずれも町天然記念物に指定されている。
 そのうち、社殿に向かって右手斜め奥の1本が最も太そうだ。境内を代表する巨木で、幹には注連縄が巻かれている。
 昭和58年(1983)の台風で、この木の上部の枝が折れた。枝の年輪を数えたら、250年以上あったそうである。
 推定樹齢は、そんなことを根拠に予想したもののようだ。
 
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