|
|
|
名称 熊野神社のスギ (くまのじんじゃのすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 岐阜県高山市赤保木町ミヨガ平
〃 3次メッシュコード 5437−11−88
〃 緯度・経度 北緯36度09分33.0秒
東経137度13分23.3秒
岐阜県指定天然記念物(1973年3月18日指定)
撮影年月日 2003年7月28日
注1)高山市教育委員会が設置した石造のしっかりしたもの(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
中部縦貫自動車道の予定路線の近くに熊野神社がある。近くに「風土記の丘学習センター」があるので、その駐車場に車を停めさせていただいた。ちょうど休館日らしく、ほかには1台も車がない。センターの玄関も閉まったままだ。
近くの散策をかねて、大杉にはのんびりと背後の方から近づいた。熊野神社の境内には傾斜があるので、少し見下ろすような感じだ。
ほかにも巨木が何本か目につくが、さすがにこの大杉は別格。樹勢も良く、先頭に立って一族を率いているといった風格だ。
余談だが、この訪問で、高山市のサービスに感心したことがある。実はセンターで大杉のお話をうかがうついでにトイレもお借りしようと考えていたのだが、閉まっていて半ば諦めた。しかし、わざわざトイレの表示があるので、もしかしたらと近づいてよく見ると、建物内のトイレ部分だけは、閉館日でも来訪者に開放されているのである。
各地を訪れて、公衆トイレのお世話になることもよくあるが、正直に言って、あまりきれいでないのが実情だ。それも、設置者の責任というより、大抵は利用者のマナーの悪さが原因である。下品な落書きに心が寒くなることもしばしばだ。
高山市の実験が是非とも成功することを祈っている。 |
|