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名称 高山大橋南のしだれ桜
(たかやまおおはしみなみのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 3.3m(注2)
推定樹齢 200年(注2)
所在地の地名 長野県上高井郡高山村高井(紫)
〃 3次メッシュコード
〃 緯度・経度 北緯36度40分51.9秒
東経138度21分37.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年4月20日
注1)高山村が設置(設置年月不詳)
注2)上記案内板による
高山大橋は、群馬県との県境の山々に発する松川に架かる橋の名である。
高山大橋南詰から50mほどのところが県道499号(相之島高山線)との「一茶ゆかりの里」交差点で、交差点の東側、小さな墓地に左図の桜が立つ。
案内板の説明を引用すると、『小林一茶と親交のあった久保田家等の墓地に立つしだれ桜です。村内でも比較的早く咲く大振りの樹木で、春を告げる桜でもあります。』
交差点の南西には、その「旧久保田家離れ」があり、隣接して「一茶ゆかりの里 一茶館」がある。交差点の名はそれに因むわけだ。
身近な情景を吟じ、今も多くの人から愛される俳人小林一茶が亡くなったのは文政10年(1828)。残念ながら、一茶がこの桜を知っていた可能性は低い。
花色が極めて淡く、殆ど「白」と表現する以外になさそうだ。花色の濃い個体に比べ、華やかさでは劣るものの、清楚な感じがして、これも悪くない。
高山村指定景観重要樹木第8号とされている。 |
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