ページタイトル:八幡神社のケヤキ サイトのシンボル

画像:八幡神社のケヤキ

画像:八幡神社のケヤキ(幹と並ぶ)
名称 八幡神社のケヤキ
    (はちまんんじんじゃのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 11m(注2)
目通り幹囲 8.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 滋賀県長浜市高月町柏原字北町(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5336−11−79
 
〃 緯度・経度 北緯35度28分41.0秒
           東経136度14分33.8秒
天然記念物指定 なし(注3)
撮影年月日 2007年8月21日

注1)滋賀県が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)2010年1月1日、長浜市に合併。旧行政区は伊香郡高月町
注4)滋賀県には天然記念物の他に、環境保護の観点から「自然記念物」を定め、自然環境の一環として保護の手を加える制度がある。このケヤキも、平成3年3月1日、自然記念物に指定された





 国道365号沿い、国宝十一面観音立像で有名な渡岸寺観音堂に至る道の脇に立つ大ケヤキ。
 湖北地方では、このように路傍に立つ巨木が、「野神」として崇拝されている。このケヤキもその例に洩れない。それも、特大の野神だ。
 高月町教委が設置した「槻の木十選」の案内板によれば、この地にはケヤキの巨木が多かったらしい。そのため高槻と呼ばれていたが、平安時代後期の歌人大江匡房(おおえのまさふさ)が月見の名所として歌を詠んだことから、「槻」の文字を「月」に改めたという。
 平安の昔までは、さすがにこの大ケヤキでも遡るのは難しい。
 こんな巨木が珍しくなかった時代を見ることは叶わないが、せめて、今に残る巨木を大切にしたいものだ。
 
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