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名称 高清水の松 (たかしみずのまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 3.7m(注2)
推定樹齢 200年(注3)
所在地の地名 福島県西白河郡西郷村真船字高清水
〃 3次メッシュコード 5540−50−95
〃 緯度・経度 北緯37度10分06.8秒
東経140度03分45.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年5月8日
注1)1991年3月に西郷村教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による
新甲子温泉に向かう国道289号が大きくヘアピンカーブする手前、と以前ならば書いたところだが、国道が改修され、ヘアピンカーブのところは旧道になってしまった。(左下図で、中央奥、高台の松(濃い緑色)の近くを新しい国道が通っている)
案内板によれば、かつてこの近くに高清水と呼ばれる泉があり、甲子路を通る旅人の喉を潤した。路傍には一軒茶屋があり、駄菓子や庭前の石梨などを売っていたという。
その当時、ここら一帯は、雑木と松の林だったらしい。
歩いて通(かよ)った街道が自動車の国道となり、高清水も涸れて、マツもその多くが失われたという。その国道も、今は他のルートに道を譲った。
幸い、残されたこのマツは樹勢がよさそうだ。幹線道から外れて、車の排気ガスの影響も少なくなったことであるし、いつまでも元気でいてもらいたいものだ。 |
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