ページタイトル:五霊神社の大カラマツ 当サイトのシンボルマーク

画像:五霊神社の大カラマツ 名称 五霊神社の大カラマツ
    (ごりょうじんじゃのおおからまつ)
名称の典拠 「緑の文化財」(注1)
樹種 カラマツ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 4.5m/4.1m(注3)
推定樹齢 540年(注2)
所在地の地名 福島県南会津郡下郷町高陦(たかしま)
 〃 3次メッシュコード 5539−77−55
 〃 緯度・経度 北緯37度17分44.3秒
           東経139度56分26.8秒(注4)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年3月31日

注1)1983年3月に福島県総合緑化センターが刊行。ただし五霊神社の読みついては福島県観光物産交流協会のウェブサイト「ふくしまの旅」による
注2)福島県公式ウェブサイト中「ふくしまの巨人たち」による
注3)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
注4)これは向かって左に立つカラマツの位置





 左図のカラマツが立つ五霊神社は、鶴沼川(つるぬまがわ)左岸高台に鎮座。
 天栄村との町村界に近い国道118号蝉(せみ)トンネル西口から道なりに阿賀川方面へ約2km。小川橋の手前左側に緑資源幹線林道米沢下郷線の入口が開いている。そこを曲がって五霊神社まで約1.7km。舗装道路が続いているのだが、途中に分岐もあるので、もしもお訪ねになるなら、地理院地図で位置をお確かめになったほうがいいと思う。(神社マーク有り。なお上記緯度・経度の誤差は5m以内)
 カラマツは新しい石鳥居のすぐ先。左右に2本並んで立つ。実測幹囲は向かって左が453cm、右は411cm。カラマツとしては極めて大きく、これだけのサイズが2本並ぶ場所は、全国でも他に無いかも知れない。
 ところで五霊神社の社号だが、境内の案内板から想像すると、明治元年の神社調査の際にその名前で報告されたと思われる。5柱の祭神は、崇道天皇、吉備大臣など、いずれも神話に登場する神々以外の神である。そのため五霊神社としたのかと思ったが、現在、地元では五霊神社でなく御霊神社の文字を用いているようなのだ。鳥居額にも、本殿覆屋の内部にもそう書いてある。
 タイトルを「御霊神社のカラマツ」としたほうがよかったのかも知れない。 
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