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名称 高坂の大カツラ (たかさかのおおかつら)
名称の典拠 「巨木の里探訪」(注1)
樹種 カツラ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 16.3m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県最上郡真室川町差首鍋(さすなべ)
〃 3次メッシュコード 5840−31−53
〃 緯度・経度 北緯38度57分48秒
東経140度09分48秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年5月28日
注1)最上地域観光協議会のウェブサイト
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
最上地方は巨木の里として知られるが、紹介される巨木の多くは、坂本俊亮著「最上の巨樹・巨木」が下敷になっているのではないかと思われる。
このカツラも同書で知った。記述から位置の概略も分かっていたので、前から訪ねたいと思っていたところ、やっとこの度、念願がかなった。
真室川町と酒田市を結ぶ国道344号は、青沢第一トンネルで市境を越える。そのトンネルの東口から真室川方面に約2.5km。高坂ダムに向かう道が分岐している。(私が訪ねた時は、工事中だったためか、関係車両以外進入禁止だった)
標記のカツラは、この未舗装路を国道から100mほど入った左手。低い崖の上に立っている。
この道路を作る際、カツラの下側の土が削り取られて崖となったようだ。勾配があまりにきついため、普通なら、カツラまで登るのは断念するところだが、どなたが設置してくださったか、ザイルが垂れていて、それに掴まって、なんとかよじ登ることができた。
登ってみると、なかなかの大カツラである。
しばし腰を下ろし、上がった息を整え、カツラとの一体感に浸る。
山中の大カツラであるが、道路から見るだけで我慢するなら、サンダル履きでの訪問も可。 |
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