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画像:高道祖神社のケヤキ(幹と並ぶ)

画像:高道祖神社のケヤキ(幹に塗られたペンキ)
名称 高道祖神社のケヤキ
    (たかさいじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 13m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県下妻市高道祖(たかさい)
 
〃 3次メッシュコード 5440−20−20
 
〃 緯度・経度 北緯36度11分28.3秒
           東経140度00分26.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年2月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版T」による





 高道祖と書いて「たかさい」とは、変わった読み方だ。
 道祖神が「さいのかみ」と同一視され、この辺りの土地が少し高くなっていることと結びついて「高道祖」の名が付けられたようだ。道祖+神が「さい」の「かみ」なら、「道祖」は「さい」なり、と考えたのであろう。
 ケヤキは境内に入ってすぐ、石鳥居の後方右手に立っている。大枝はみな途中でバッサリ切られているものの、樹勢は悪くなさそうだ。
 しかし、扱われ方を見て驚いた。
 幹に、ペイントでいたずら書きがされている。枝を失った痕から、幹の空洞内を覗いてみると、破れたボールやら空き缶やら、スナック菓子の袋やらが放り込まれている。まるでゴミ捨て場だ。
 天に向かって吐いた唾は、必ず自身に降りかかる。恐れを知らぬのは無邪気さの一側面だが、内容物を見るに、捨てたのは小児ではなさそうだ。
 昔なら元服しているような歳格好になっても、まだ無邪気というのでは情けない。
 すっかり悲しくなってしまった。
 
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