ページタイトル:熊野神社前のムクノキ 当サイトのシンボル

画像:熊野神社前のムクノキ(幹と並ぶ) 名称 熊野神社前のムクノキ
    (くまのじんじゃまえのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 徳島県阿波市土成町高尾(注2)
 〃 3次メッシュコード 5134−13−30
 〃 緯度・経度 北緯34度07分08.8秒
           東経134度22分55.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年3月22日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2005年4月1日、板野・阿波両郡にまたがる4町が合併して阿波市誕生。旧行政区は板野郡土成町





 四国88箇所第6番札所安楽寺と同7番十楽寺は、直線距離にして1kmほどしか離れていない。歩いて15分ほどの距離だ。そのほぼ中間に熊野神社が鎮座している。
 このムクノキは熊野神社の前に3本並んで立つうちの1本である。
 神社とは道を挟んで反対側の、農地の縁に立っているため、ムクノキが神社に属すのか、農地の所有者のものなのか、あるいは道路上、つまり公有物なのかわからず、標記のような変てこりんな名をつけることになってしまった。
 環境省の巨樹測定要項では、幹囲は、地上1.3mでの周囲長を測ることになっている。ちょうど私が手を添えている辺りである。
 写真では、そこからほぼ垂直に、板根が切られていることがお分かりと思う。恐らく、道路を拡幅・舗装する際に切られたのだろう。
 手を添えた点の上部の曲線をそのまま延長すると、ここに、なかなか力強い根があったことになる。
 その時代の姿を見てみたかったものだ。
 
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