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画像:高沼八幡宮のトチノキ

画像:高沼八幡宮のトチノキ(幹と並ぶ)
名称 高沼八幡宮のトチノキ
    (たかぬまはちまんぐうのとちのき)
名称の典拠 「とやま巨木探訪」(注1)
樹種 トチノキ
樹高 不明
目通り幹囲 8.2m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 富山県南砺波市利賀村高沼(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5437−60−12
 
〃 緯度・経度 北緯36度30分49秒
           東経137度01分47秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年6月24日

注1)2005年6月刊行(泉治夫・内島宏和・林茂編)による
注2)上記「とやま巨木探訪」による。なお、1991年に旧環境庁から刊行された「日本の巨樹・巨木林」には、高沼の地名で4.8m、4.0m、3.3m3本のトチノキが登録されている。3次メッシュコードが一致しているので、この木である可能性が高い
注3)2004年11月1日、東礪波郡と西礪波郡の合わせて8町村が合併して南砺市誕生。旧行政区は東礪波郡利賀村





 国道471号沿い、道の駅利賀の1kmちょっと南に高沼集落がある。
 集落といっても、今はすっかり空き家が多くなってしまった。集落内の道も数えるほど。八幡宮はすぐに分かるだろうと高をくくって訪れたが、見つけられなかった。
 住み続けておられる数少ないお宅の1軒を訪ね、親切に教えていただいて、辿り着けた。なんのことはない。さっき行った所である。草に埋もれかけた神社の石段が見つけられなかっただけであった。
 ほぼ同じ太さのトチノキが2本、並んで立っている。いずれ融合するのかも知れないが、これらを合わせて1本とするのは無理がありそうだ。
 雪に押されて谷側に曲がったあと、そこから負の向地性が発揮される。雪国によく見られる根元の様子だ。
 樹勢も良さそうで、数十年後が楽しみなトチノキである。
 
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