ページタイトル:高尾野阿弥陀堂の大公孫樹 当サイトのシンボル

画像:高尾野阿弥陀堂の大公孫樹(幹と並ぶ)

画像:高尾野阿弥陀堂の大公孫樹(下から見上げる)
 阿弥陀堂の下の道路から見上げた姿
名称 高尾野阿弥陀堂の大公孫樹
    (たかおのあみだどうのおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 8.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 熊本県阿蘇郡高森町矢津田(高尾野)
 〃 3次メッシュコード 4931−11−84
 〃 緯度・経度 北緯32度49分33.4秒
           東経131度10分33.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月2日

注1)1982年3月に熊本県が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・沖縄版」による





 高尾野集落のほぼ中央、家々を結ぶ生活道路が三叉に分岐するところ。ここは二つの谷川が合流する場所でもあるが、二つの谷に挟まれた舌状の台地の先端に、阿弥陀堂がある。
 案内板によれば、この阿弥陀堂は、「清栄山麓に在った阿弥陀堂の分れ」だそうである。お参りに不便を感じた高尾野の住民が、ここに阿弥陀如来の分身像を安置する御堂を築いたということだろうか。
 阿弥陀堂は、道路より高い場所にあって、狭い石段を上らなくてはならない。
 大イチョウは境内の端。道路側にやや傾いて立っている。枝の半分以上は道路上に出ているといっても過言でないかも知れない。
 下図は道路から見上げたところ。なかなか力強い姿だ。ただ、境内のほんの縁に立っているものだから、大雨や大風で道路に倒れてこないものか、心配な気もする。
 案内板によれば、阿弥陀堂創建時の鎌倉時代に植えられたとも、元弘の乱(1331〜33)の記念に里人が植えたとも伝えられているようだ。
 
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