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名称 高野のタブノキ (たかののたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 不明 (低い)
目通り幹囲 6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福井県大飯郡高浜町高野
〃 3次メッシュコード 5335−13−89
〃 緯度・経度 北緯35度29分24.9秒
東経135度29分23.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年5月11日
注1)まったくの目分量
地図で見ると、西国33観音霊場第29番札所、青葉山松尾寺(まつのおでら。京都府舞鶴市)へのルートは3つあるようだ。国道27号からが2ルート。それに、北の塩汲峠から杉山を経るルートだ。
一番新しい、福井県側から入るルートを登り始めて間もなく、このタブノキが路傍に立っていた。国道と別れて、まだ1kmも走っていない。
環境省の巨樹データになく、従って探訪予定になかった木である。予期しなかった巨木との思わぬ出会いは嬉しいものだ。
タブノキは、雨に煙る高原を背景に、ぽつんと立っていた。まったくの独立木だ。
ちょうど新緑の季節で、伸びたばかりの若葉の横に、見落としそうな小さな花をつけている。根元には石仏が2体。摩滅して像容がわかりづらいが、馬頭観音だろうか。赤い前垂れと新しいサカキが供えられていた。
タブノキも、きっと大切にされているのだろうと思われる。 |
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