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名称 千手杉 (せんじゅすぎ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 スギ 樹高 30m(注2) 目通り幹囲 5.4m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 愛媛県松山市立岩(注3) 〃 3次メッシュコード 5032−76−38 〃 緯度・経度 北緯33度56分45秒 東経132度51分09秒 松山市指定天然記念物(2009年2月10日指定) 撮影年月日 2013年5月17日 注2)上記案内板による 注3)2005年1月1日、松山市に合併。旧行政区は北条市 高縄山(たかなわさん、986m)の山頂近く、標高920mほどのところに真言宗醍醐派の古刹河野山高縄寺がある。 高縄寺公式サイトによれば、天智天皇の御宇(668〜71)、小千守興(おちもりおき)が創建。本尊は木造十一面千手観世音菩薩立像(愛媛県指定文化財)。当初は横谷村片山にあったが、天文2年(1533)、河野左京大夫通宣(みちのぶ)が現在地に移した。小千(越智)家、河野家の菩提寺。 現在、高縄寺まで舗装道路が通じていて、広い駐車場もある。(大駐車場の高縄山案内図に、千手杉及び七本杉へのルートが示されていた) 千手杉は、高縄寺に向かって左手の高台。七本杉へのルートの入口に立っている。 その名は、多くの枝をつけたこの姿を、高縄寺本尊の千手観音と重ね見たものであろう。大きさはそれほどでもないが、なかなかインパクトのある姿である。 合併後の平成21年(2009)、松山市指定天然記念物となった。 |
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