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名称 高森神社のシイ (たかもりじんじゃのしい) 名称の典拠 なし 樹種 スダジイ?(注1) 樹高 不明 目通り幹囲 5.5m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 京都府京丹後市大宮町延利(のぶとし)(注3) 〃 3次メッシュコード 5335−31−11 〃 緯度・経度 北緯35度35分46秒 東経135度08分37秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2015年4月25日 注2)まったくの目分量 注3)2004年4月1日、3郡にまたがる6つの町が合併して京丹後市誕生。旧行政区は中郡大宮町 環境省巨樹データベースには、巨樹・巨木林調査の際にデータまで報告された個体のみが登録されている。 例えば、ここ延利の高森神社では、(1988年度調査で)エノキのみがデータつきで報告され、ほかにも8本、つまり全部で9本の巨木を実測して確認したことも同時に報告されてはいるが、データベースに載るのはエノキのみである。(エノキのほかは、樹種をはじめ、全てのデータがないのであるから載せられなくて当然である) もちろん、私も高森神社にそのエノキを訪ねて来たのだが、むしろ、エノキよりシイの木に目を引かれた。そもそも社叢そのものがシイを主体とする照葉樹林なのである。(エノキは落葉樹) なかで、最後の石段の手前、向かって右手に立つシイ(左図)が最も大きいように思われた。むしろエノキよりも大きいのではないだろうか。 樹種はスダジイだと思うのだが、ドングリの形を確認したわけではないので、もしかしたらツブラジイなのかも知れない。 エノキに会いに来て、予期せず、シイにも出会えた。このような嬉しい誤算は何度あっても良いものだ。 |
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