ページタイトル:高宮神社のアカガシ 当サイトのシンボル

画像:高宮神社のアカガシ_1


画像:高宮神社のアカガシ_2
名称 高宮神社のアカガシ
    (たかみやじんじゃのあかがし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカガシ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 310年(注2)
所在地の地名 茨城県常陸太田市西河内上町
 〃 3次メッシュコード 5440−74−61
 〃 緯度・経度 北緯36度38分18.8秒
           東経140度30分37.1秒
常陸太田市指定天然記念物(1995年6月22日指定)
撮影年月日 2013年11月6日

注1)2010年1月に常陸太田市教育委員会が設置
注2)その案内板による





 常陸太田市で高宮神社のカシというと、1977年7月18日に指定を受けた県天然記念物を思い浮かべられる方もおられることだろう。旧里美村大菅の高宮神社に立つ巨木だったが、2009年11月の台風19号で倒壊してしまった。その後、県指定も解除されたようで、2013年11月現在、茨城県公式ウェブサイトの天然記念物リストに、該当する名前は見当たらない。
 ここに紹介するアカガシはそれではない。
 実は、常陸太田市には、高宮神社のカシがもう1本ある。こちらは市指定の天然記念物で、旧市内西河内上町(にしごうとかみちょう)にある。
 こちらの高宮神社は、合併前の常陸太田市最北部と水府村を結ぶ峠道の途中。深久保集落から少し離れて、山中に鎮座している。神社ならすぐわかるだろうと高をくくっていると、見つけられないかも知れない。
 大きな車でなければアカガシの所まで乗り入れることが出来そうな気もしたが、大事を取ったことと、静かな山中にある神社の参詣気分を味わうため、峠道の路傍に車を停め、歩くことにした。
 アカガシまでは、軟らかい土の道を約200m。鳥居の手前で大きく枝を広げたアカガシが出迎えてくれた。
 大枝を多く残し、樹勢も良好に見える。これから、まだまだ大きくなりそうだ。
 社殿までは、このアカガシから約100m。参道の途中には、ひと回り小さいアカガシ巨木も立っている。
 途中、振り返って見ると、杉木立の隙間から、標記のアカガシ巨木のシルエットが見えた。シルエットで見る姿も、なかなか良いように思われた。
 (環境省データベースでは幹囲640cmとされている(2000年調査値)が、実際はそれほど大きくなさそうだ。ということで、案内板の方のデータを引用させてもらった)
 
ボタン:茨城県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る